お客さまからの信頼回復に向けて

第三分野商品の保険金支払いに関する調査結果について

2006年11月1日
セコム損害保険株式会社

　セコム損害保険（社長　吉田保幸）では、平成18年7月14日付にて金融庁より保険業法第128条に基づき報告を求められ、これまで調査・検証を行なってまいりましたが、今般、調査の結果を取りまとめ、金融庁に提出いたしましたのでご報告をいたします。

　調査につきましては、過去5年（2001年7月1日から2006年6月30日）の間に第三分野商品において保険金を不払いとした事案を対象に、その適切性について調査・検証をしてまいりました。この結果、不適切な不払いであったと判断された事案が12件（792,300円）確認されました。

　先般よりご報告させていただいております付随的にお支払いする保険金の支払い漏れに続き、今回第三分野商品についてもこのような事態を生じさせましたことにつきまして、お客さまに多大なご迷惑とご心配をお掛けしましたことを重ねて心より深くお詫び申し上げます。

　また、お支払いの対象となるお客さまには弊社より順次ご連絡のうえ、早急にお支払いのお手続きを進めてまいります。

　弊社といたしましては、このような事態が発生したことを深刻に受け止め、今後、同様の事態が発生せぬよう再発防止向けた保険金支払態勢の構築を図ってまいる所存ですので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

１．調査結果の概要

（１）調査対象商品
医療保険、がん保険、所得補償保険、医療費用保険および介護費用保険等の第三分野商品（このうち弊社において販売を行なっているのは、がん保険、所得補償保険、医療費用保険になります。）

（２）調査対象期間
2001年7月1日～2006年6月30日の5年間

（３）調査結果（2006年10月31日現在）
上記調査対象期間内の調査対象商品に関して保険金を不払いとした案件につきまして、判断の適切性を調査・検証を行なった結果、以下のとおり不適切と判断された事案があることが判明いたしました。

（単位：件）

※左右に動かすことで、スライドさせることができます。

２．お客さまへの対応とご照会窓口

　調査の結果、保険金をお支払する対象となるお客さまにつきましては、弊社より順次ご連絡をさせていただき、お支払の手続きをとらせていただいております。

なお、本件に関するご不明な点・ご質問などにつきましては、下記窓口にて対応をさせていただいております。