火災保険に関する意識調査

火災保険で補償されないケースは?意外と知らない火災保険のこと

コラム2015年2月9日

火災保険は火災に対する全てをカバーすると思われがちですが、実は「地震」が原因で火災などが起こってしまった際には補償されないこともあります。
この事実をどれだけの人が知っているのか調査してみました。

火災保険では、「地震」を原因とする火災・倒壊・地崩れ・土砂災害・津波・地盤沈下液状化などでの被害が補償されないことをご存知ですか?

  • 知っている:74
  • 知らない:26

火災保険が補償できないケースを知っている人は多い?

今回のアンケートでは「地震」を原因とする火災などの場合に、補償されないケースを「知っている」方が74人で「知らない」人を大きく上回る結果となりました。

「火災保険は火事や落雷などしか補償しない、地震は地震保険に加入しないと補償されない。」
「液状化現象で新築の家が沈んだ親戚が、お見舞金しかくれなかったと言ってました。」
「火災保険に加入するときに少し調べてそういったことを知りました。 」

この補償されないケースを知ったきっかけは人によってさまざまで、保険会社から直接説明を受けて知ったという方や、火災保険に加入する際に調べて知った方もいらっしゃいました。
また「親戚が地震による液状化現象で新築の家が沈んだときに、お見舞金を受け取った」という体験談から補償されないケースがあると知った方もいらっしゃいました。知るキッカケは人それぞれで違うものの、補償内容が区別されていることの認知度は高いことが分かりました。

火災保険について今一度、知っておこう!

アンケート結果では火災保険で補償されないケースを知っている人が大多数でしたが、そのことを知らない人も3割近くいるという事実が浮き彫りになる結果になりました。
火災保険というイメージから火災であれば地震が原因であっても補償されると考えていた方もいて、火災保険について補償内容を詳しく知らなかったということが大きな原因と言えるようでした。
今回のアンケートの結果を見て初めて火災保険で補償されないケースを知ったという方は、今後火災保険への加入を検討される時に備えて覚えておくとよいでしょう。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年1月9日~1月13日
  • 有効回答数:100サンプル