火災保険に関する意識調査

火災保険にも「掛け捨て」と「積立」がある!選ぶならどっち??【30代~40代へのアンケート】

コラム2015年3月4日

積立保険と言うと「生命保険」や「学資保険」のイメージが強いかもしれませんが、実は「火災保険」にも「掛け捨てタイプ」と「積立タイプ」の両方があります。満期返戻金など返ってくるお金があるのが魅力の「積立タイプ」と普段の保険料が安く抑えられる「掛け捨てタイプ」、どちらに加入すべきか迷っている人もいるのではないでしょうか?そこで、火災保険に加入するならどちらのタイプを選ぶ人が多いのか調べてみました。

火災保険に加入するなら、どちらのタイプを選びますか?

  • 掛け捨てタイプ:27
  • 積立タイプ:73

貯蓄性もある積立タイプの火災保険が人気!

今回のアンケートでは積立タイプの火災保険を選ぶという人の方が圧倒的に多く73人でした。ではどうしてそう考えるのでしょうか?

「保険料は高くなりますが、住宅は一生住む場所なので一生続く安心がいいと感じるから」
「保険はどれも積立タイプが便利だと思います。使わなければ使わないのが1番いいけど、無意識にというか自然に貯めれるのはいいと思います」
「何も無かった時にお金がある程度戻ってくるならその方が得に感じるから」
「経済的に余裕があれば積立タイプを選択すると思います。見返りが無く、お金を捨てているような感覚になる「掛け捨て」という響きに抵抗があります」

積立タイプを選ぶ人の場合、特に火災が起きなかった時に戻ってくるということに対してお得感を感じたり、普段意識していなくても支払った保険料がある程度貯まっているということにメリットを感じるようですね。さらに掛け捨ての保険に対して「見返りが無い」「お金を捨てている」というようなマイナスのイメージを持つことから積立タイプを選んでいる人も見受けられました。

毎月の負担が少ないということでは掛け捨ての火災保険が良い!

一方、少数派となってしまいましたが掛け捨てタイプの火災保険を選ぶという人も27人います。その理由はどのようなものなのでしょうか?

「火災は日頃から予防できるものであり、高い金額を払って積み立てるより、月々を安く保険に入っていたいから」
「積み立てだと金額が高くなるので、戻ってくる金額より月々の支払いなどを検討して掛け捨てタイプの方がいい内容が多そう」
「そのほか色々な保険に入る場合は1つの値段が安い方が楽だと思うから」
「今は社宅に住んでいるので掛け捨てでいいと思っていますが、マイホームを持ったら積立てのがいいのかなぁと思います」
「積み立ての方が払った分が戻ってきて無駄にならないとは思うが、安いので掛け捨てでいい」

掛け捨てタイプを選ぶ人の場合、月々の保険料が抑えられるということにメリットを感じるようです。またその他色々な保険に入る場合、1つの値段が安い方が楽…という人がいましたが、生活していく中では火災保険だけではなく生命保険や医療保険、また自家用車を所有していれば車の保険など様々な保険を掛ける必要もあることでしょう。そんな時に、家計のやりくりを考えると1つの保険料は安い方がいいと考えるのもある意味納得です。さらに持ち家ではなく現在社宅や賃貸などに住んでいる人で掛け捨てタイプでいいと考えているケースも複数見受けられました。持ち家とそうでない場合では火災保険に対する考え方が違うかもしれませんね。

それぞれの家庭に合った適切な火災保険を選ぶことが大切かもしれません。

今回、火災保険を選ぶとき掛け捨てタイプよりも積立タイプを選ぶ人の方が圧倒的に多いという結果でした。もちろん戻ってくる分があることでそのお金を他のことに活かすこともできるかもしれませんし、家の修繕費に回せるだろうと考えている人もいました。しかし人によっては毎月の支出をできるだけ抑えたいと考えることもあるはずで、その場合は必ずしも積立タイプが適当ではなく掛け捨てタイプの方が適しているのかもしれませんね。保険料は高めだけど貯蓄性がある積立タイプと、戻ってくるものは無いけど毎月の負担は少ない掛け捨てタイプ…、それぞれの家庭に合っていて適切な補償を得られる保険を選べると良いですね。

10代~20代の方々にも同様のアンケートを行いました。結果はこちら

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:30代~40代・男女
  • 調査期間:2015年1月26日~2月9日
  • 有効回答数:100サンプル