火災保険に関する意識調査

火災保険の加入は長期?それとも短期?

コラム2015年3月4日
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冬になると空気が乾燥して、火災の起きやすい季節になります。「火災のお守り」、火災保険ですが保険期間を自由に選ぶことができます。そこで実際のところ火災保険の保険期間を何年で契約している人が多いのかアンケートを取ってみました。

ご自身の火災保険の保険期間はどのくらいですか?

  • 1年~2年:36
  • 3年~5年:13
  • 6年~9年:3
  • 10年以上:15
  • 知らない:33

保険期間1年~2年の火災保険が3割以上

アンケートの結果最も多かった回答は、1年~2年の保険期間でした。

「一年更新で掛け捨てのほうが都度条件を見直すことができ、どんな状態かも調べることができるから。」
「賃貸マンションなので2年契約です。割高になりますが仕方がないですね。」
「内容が自分に合っており、入りやすく、安価で年間の負担が少ない為選びました。」

アパートやマンションを借りるときには原則として火災保険への加入が必要となります。賃貸借契約の更新が2年ごとに設定されているものがほとんどなので、その時期に火災保険も一緒に更新する方法が一般的のようです。また、より短い保険期間の火災保険のメリットとして契約の満期時に都度必要な補償が見直しできる点や、長い保険期間より一度に大きな金額を準備する必要が無く金銭的な負担が少ない点が人気のようです。

意外にも多い火災保険の契約期間を知らないとの答え

アンケートの結果次いで多かった回答は契約期間を知らないというもので、1年~2年と答えた人とほぼ同じ3割以上の人が回答をしています。また、10年以上の保険期間は15%、3年~5年が13%、6年~9年は3%という結果でした。

「よくないことですが、主人に任せっきりにしているので、後で確認します。」
「ローンの期間が35年ローンだからそれに合わせた年数の火災保険を選んだ。」
「去年夏に保険の更新をし、5年で契約をした。保険を見直す期間としては、5年が適切かと感じました。」

知らないと答えた方の多くは自分以外の人が検討し契約しているのでと回答していましたが、いざという時のお守りが火災保険なので、いつまで補償期間があるのか等、最低限の情報は押さえておきたいところです。また、長期間の契約をしている人の多くは住宅ローンの期間に合わせて火災保険の契約期間を選択しているようです。住宅ローンを組んでいる間は、火災保険への加入が一般的には必須となるため、一括で支払うと掛け忘れもなく割安で保険に加入できる点が人気のようです。また、地震保険契約はどの保険会社でも1年又は5年での更新が必要な契約となるため、それに合わせて火災保険の契約を5年として定期的に見直しをしている人もいました。

自分のライフスタイルに合わせて選びたい火災保険

火災保険も他の保険と同じで、時代のニーズにあわせて新しいオプション補償が作られ続けています。短期間の火災保険であれば、長期間の火災保険より短いサイクルで必要な補償を都度見直しをしながら契約の更新ができ、まとまったお金を準備する負荷も軽減されます。反対に、長期間の火災保険であれば、短期間の火災保険を継続するのと比べて割安に火災保険に加入することができます。今の家に長く住み続けるのか、火災保険の内容を頻繁に見直ししながら加入していきたいのかなど、ライフスタイルに合った火災保険の保険期間を選択するのがよいのではないでしょうか。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年1月26日~2月9日
  • 有効回答数:100サンプル
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