半数の人が選んだ医療保険の見直し

今回のアンケートでは、ちょうど半数の50人が医療保険を選ぶという結果になりました。

「どの保険も特に見直しは考えていませんが、医療に関してが一番不安なので。」

「自分の年齢と、生活スタイル等で色々と事情がかわってくるので、その都度見直したいです。」

「医療保険に加入していなかったので、これからの病気や入院に備えて見直そうかと思っています。」

「今入っている保険は結構前に契約したもので、年もとったので見直してもいいかも。」

「入院した場合に５日目からしか対象にならないうえ、ガンも気になるので。」

医療保険は、自分の身体にかかっている保険ということもあり、実際に必要となる場面が想像しやすいためか、年齢や環境の変化によって、現在加入している保険が合わなくなっていることを自然と感じられるようです。また、古いタイプの保険では対象となる入院日数が短かったり、ガンなど特定の病気に対する手厚い補償が無かったりしたことから、現状に合った補償に見直したいという意見が多く見られました。

見直したいのは身近なものから

残りの3つの中では自動車保険を見直したい人が多く、火災保険は建物、家財併せてもわずか15人でした。

「普段あまり自動車に乗らないので、今のままでいいのか疑問なので見直したい。」

「今年支払った自動車保険料がかなり高額であるので、見直すことで保険料を節約したい。」

「火災保険には入っているのですが、地震保険には加入していないので不安です。」

「家財保険は見直したいですね。いろいろあることが解ったのでやりたいです。」

医療保険の次に自動車保険を選ぶ人が多かったのは、日常的に車を利用する人には身近である上に、更新の際に提示される保険料の金額が大きいことが関係しているようです。自動車保険を見直したいと答えた人には、あまり乗らなくなった車に高い保険を掛けている人が多く、現状に合った保険に掛け替えることによって、保険料を安くしたいという声が目立ちました。一方、火災保険を見直したいと答えた人が他の2つよりも少なくなったのは、建物も家財も、選んだ人が実際に見直しの必要性を感じている人に限られたためのようです。

見直したいと思うことが見直しの第一歩

今回のアンケートでは医療保険を見直したいという回答が最も多く、火災保険を見直したいという回答が、建物と家財を併せても最も少ないという結果になりました。しかし、それは見直しのきっかけが得やすいかどうかの差によるもので、見直しの必要性が高いかどうかの差ではないのかもしれません。どの保険の見直しも、まずは「見直してみよう」と思うところから始まります。どの保険から始めても、見直したことによってよい結果が出れば、他の保険も見直してみたくなるのではないでしょうか。まずは、一番身近に感じられる保険から見直してみるとよいかもしれませんね。