火災保険に関する意識調査

100人中何人知っている?「防災の日」の認知度

コラム2015年3月31日
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いつどのような形で遭遇することになるかわからないのが災害です。日頃から災害時に備えて、非常持ち出し袋だけでなく心の準備もしておくと、いざというとき慌てずに済みますね。また、万一の火災に備えて火災保険へ加入しておくことも必要でしょう。国も、国民の防災意識を高めるため、「防災の日」を定めています。関東大震災の発生した9月1日がその「防災の日」なのですが、そのことを知っている人はどのくらいいるのでしょうか?アンケートを取ってみました。

9月1日が「防災の日」であることをご存知ですか?

  • 知っている:80
  • 知らない:20

8割の人が知っていた「防災の日」

アンケートの結果、8割の人が9月1日が防災の日であることを知っていました。

「町内会でその日に向けて、防災訓練を行うからです。消防署の方の指導のもとで、本格的に消火活動などを行います。」
「学校で毎年避難訓練があるので知ってました。むしろ、日本は地震大国なのに知らないってことあるんですかね。」
「その日の前後で、毎年職場で防災訓練があったので知っています。9月1日は関東大震災の日で、それでこの日が防災の日になったと聞いた事があります。」
「夏休みが終わってすぐに避難訓練をよくやっていてその時に防災の日という事を知りました。」
「この日はテレビでもよくやっていますよね。会社などでも訓練があったりするのでなんとなく覚えています。防災の意識が強まることはいいことだと思います。」

9月1日が防災の日だと知っていた人の多くが、その日に開かれる学校や町内会、職場などの防災訓練に参加した経験があると答えています。また、子どもの頃夏休みが終わった直後に避難訓練をしたという記憶が残っている人も多く、報道で毎年繰り返し取り上げられるため知っているという意見も見られました。しかも、9月1日が防災の日になった由来が関東大震災が起こった日であることを書き添えている人もいました。

防災の日を意識したことが無い人が2割

一方、知らないと答えた人が2割という結果になりました。

「「防災の日」は聞いたことがありましたが、9月1日であることは知りませんでした。」
「「防災の日」というのが、あること自体初めて知ったので、知らなかったです。」
「9月1日といえば、夏休み明けの日というイメージが強いので、知りませんでした。」
「知らなかったですね。その地域によって違うのだと思っていましたね。」
「知らなかったです。でも、防災の日があるのは知っていたので、9月1日だったのかと思いました。」

「知らない」という答えの中には、「防災の日」の存在自体を知らないという意見よりも、「防災の日」があることは知っていたけれど、それが9月1日かどうかは知らなかったという意見の方が多く見られました。中には、「防災の日」が地域によって異なると思っていたという声もあったため、「防災の日」があることを知っている人はかなり多いようです。しかし、9月1日は夏休みが終わった次の日でもあるため、二学期が始まる日というイメージが強く、防災の日だとは知らなかったという意見も見られました。

毎年決まった日の訓練で防災意識を高める

今回のアンケートの結果から、毎年同じ日に防災訓練が繰り返されることによって、その日が「防災の日」であることを意識づけられている人が多いことがわかりました。そのような訓練に参加して身に付けた知識や行動は、とっさのときに身を守るのに役立つかもしれません。防災意識を持つ手始めとして、まずは「防災の日」に地域や職場などで行われる防災訓練に参加することから始めてみませんか?参加して実際にやってみたことは、特別意識しなくても身体と心に吸収され、いざというときに自分や周りの人を助けてくれるかもしれません。また、万一の火災や地震に備えて火災保険や地震保険に加入しておくと、経済的な面でも安心できるのではないでしょうか。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年02月24日~03月10日
  • 有効回答数:100サンプル
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