火災保険に関する意識調査

知れば納得!地震保険の割引制度

コラム2015年3月31日
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日本は元々地震の多い国ですが、阪神・淡路大震災や東日本大震災など、大地震の発生が目立つようになってきました。そのため、万が一に備えて地震保険に加入する人が年々増えています。地震保険には、建物の築年数や耐震性などに応じた割引制度が設けられており、最大で50%もの割引を受けることができるのですがご存知でしょうか?地震保険には様々な割引制度があることを知っている人がどれくらいいるのか、アンケートを取って調べてみました。

地震保険には様々な割引制度があることをご存知ですか?

  • 知っている:15
  • 知らない:85

割引制度の存在を知らない人が大多数!

アンケートの結果、割引制度があること自体を知らない人が100人中85人もいました。

「地震保険っていうのがある事すら知らなかったので保険の事を調べてみたいと思いました。」
「住んでいる地域が地震がほとんどないため、地震保険が必要ないと思っているから。」
「地震保険に割引制度があることをここで知りました。今まで聞いたこともありませんでした。」
「割引制度というはまったく知らなかった。そもそも、どんなふうに何を割り引いてくれるのかも想像できない。」

地震保険に割引制度があるかどうか以前に、地震保険があることすら知らなかったという声や、地震保険は必要性を感じないという声も聞かれました。そのため、割引があることを知らされても、どのような割引内容なのかが想像つかないという人も少なくないようです。

割引の内容まで知っている人は極わずか

一方、割引制度があることを知っているという人は15人いました。

「1981年6月以降新築されていれば割引される制度、耐震等級をみたすと割引。」
「いろいろあるのは知っていますがそれ以外には知りません。どのような事があるのでしょう?」

割引制度があることを知っていると答えた人には、割引の内容まできちんと理解している人と、割引制度があるという事実だけを知っている人がいました。特に、回答の中で建物の性能等に触れている人は極わずかで、詳しくはよくわからないと答えている人が目立ちました。

地震保険の割引制度は、もれなく適用しましょう

地震保険には、割引制度として「建築年割引」と「耐震等級割引」、「耐震診断割引」、「免震建築物割引」の4種類が設けられており、建築年または耐震性能により、10%~50%の割引が適用されます。(重複不可)一般的には、それぞれの割引を適用するためには割引の種類によって必要な確認書類のコピーを準備すれば適用されます。火災保険とセットで地震保険へ加入する際には、保険会社や代理店から詳しい説明を受けることになりますが、もれなく地震保険の割引を受けるためには、割引制度をしっかりと理解しておくとよいでしょう。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年02月24日~03月10日
  • 有効回答数:100サンプル
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