火災保険に関する意識調査

わかりますか?保険料と保険金額どっちがどっち

コラム2015年3月31日
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似たような名称の物は、どちらがどちらかわからなくなることがよくありますね。例えば、保険料と保険金額。どちらも保険という言葉が入っていて、お金に関するもののようですが、この2つの違いはわかりますか?保険料は加入者が保険会社に支払う掛け金のこと、保険金額は保険契約において設定する契約金額のことをいい、保険事故が発生した場合に、保険会社が支払う保険金の限度額のことです。果たして、この2つの言葉の違いを正しく理解している人はどれくらいいるでしょうか?調べてみました。

保険料と保険金額の違いをご存知ですか?

  • 知っている:38
  • 知らない:62

実は違いがわからない人が6割強も

アンケートの結果、2つの違いを知らない人が約6割もいました。

「保険料も、保険金額も同じことだとおもっているので知りません。」
「保険料と保険金額は言い方が違うが同じことだと思っていた。どのように違うのかわからない。」
「似たようなものなんじゃないかと思っていたので、違いがあると知って驚きです。」
「なんのことを言っているのか全く理解できないくらい。保険金額が初耳。」
「保険料は知っているけれど、保険金額は初めて聞いたので違いがわかりません。」

保険料と保険金額の違いがわからないと答えた人には、両方を同じものだと認識していた人が多く、どのように違うのかがわからないという意見が目立ちました。また、保険料という言葉はわかるけれど、保険金額という言葉を初めて聞いたと回答している人が多いことから、払う方の保険料に比べ、受け取る方の保険金の限度額である保険金額はあまり耳にする機会が無い様子も伺われました。

違いを知っていると答えた人も保険金額と保険金を勘違いしている人が多い

一方、この2つの言葉の違いを知っていると答えた人は約4割でした。

「保険料は支払う金額、保険金額は補償される金額という認識です。」
「保険料とは、被保険者が保険会社に払う掛け金のことで、保険金額とは、何かが起きた際に被保険者に払われる補償金額のこと。」
「保険料=支払うお金(掛け金)、保険金額=支払われるお金、と思っていますが、間違っているかもしれません。」
「自信はありませんが、払っているのが保険料で、保険会社から支払われるのが保険金額だと思います。」
「保険料は加入者が支払うべきお金で、保険金は万一の時、支払ってもらえる金額。」

保険料と保険金額の違いがわかると答えた人は、「保険金額」と「保険金」を勘違いしている人が多いことがわかりました。先述しましたとおり、保険金額は保険契約において設定する契約金額のことであり、保険金は実際に保険会社が被保険者に支払う金銭のことをいいます。

違いを知っていれば、検討時に役立つかも

今回のアンケートでは、知っていると答えた人も勘違いしているケースが多いことから、ほとんどの人が2つの言葉の違いを理解していないことがわかりました。その原因の1つには「保険金額」という言い回しになじみが無かったり、似たような用語が多いためにわかり辛いということが推測されます。たとえば、火災保険であれば、「保険料」は掛け金のことであり、「保険金額」は火災等の損害時に保険会社が支払う保険金の限度額のことになります。なお、「保険金」は実際に保険会社が被保険者に支払う金銭のことです。よく似た言葉なのでわかり辛いかもしれませんが、言葉の違いを知っておくと火災保険等の保険を検討する際に、役立つかもしれません。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年02月24日~03月10日
  • 有効回答数:100サンプル
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