最も多い回答は2～3社！

アンケートの結果、最も多かったのは、2～3社程度見積もるという回答でした。比較のしやすさを考えると、見積もり依頼をする数としてはベストだと思っている方が主なようです。

「一社では不安だけどあんまり多くの複数社の見積もりを取るのは面倒なので2～3かな」

「あまりたくさん見ても、結局どこがいいかわからなくなりそうだから、２～３社くらいが一番検討しやすい。」

「あまり多くの会社に見積りすると、補償内容などを検討しきれないため3社くらいが丁度良いです。」

1社のみでは不安が残るものの、だからといって多いと、それだけ見積もりを取るだけの手間が余計にかかり、逆にどの火災保険がいいか判断するのが難しくなるかもしれないといったリスクを思うと、2～3社くらいが適当であると考えている方が多いことが伺えました。

数に差が殆どない！？火災保険選びへのこだわりはそれぞれ違う？

2番目に多かった回答が3～4社でしたが、人数は22名、5社以上は21名、最も少ない1社と答えた方に関しても18名と、回答数に差が殆どないことがわかりました。ただ、その理由や火災保険選びへのこだわりについては、それぞれ違うようです。

「あまり多くても内容を把握して検討するのが大変なので、３･4社が適当かなと思います。」

「どうせ見積をするのなら多いほうがいい。比較対象が多いとメリット/デメリットが見えてくる。」

「住宅を購入した時に入ったため他と比べることもなく紹介された保険会社で入ったので」

「昔からずっと同じ火災保険会社に入っているので検討しないです。」

3～4社の方は、2～3社と答えた方の理由と、ほぼ同じ考えであることが伺えました。まず、見積もる社数自体にあまり差がないですし、それにも関わらず、2～3社と3～4社に意見が分かれたのは、回答者それぞれの感覚の違いが、今回の結果に反映されたと考えられます。
5社以上に関しては、できる限り多く比較したい方がおり、各保険会社にどのような違いがあるのか、理解を深めたいようです。1社の方は逆に、勧められるままに決めた方が主なようですが、比較しなかったのは、保険の見直しをするのが億劫に感じている、もしくは、今加入している保険に満足している方が少なくないのが要因なのかもしれません。

複数社から見積もりを取る人が８割以上！最終的には、納得のいく保険を選択することが大切。

総合的に見て、8割以上の方が複数の保険会社に見積もり依頼をしていることから、自分で火災保険を比較することについての重要性を再認識できましたね。複数の保険会社に見積もりを依頼する理由についても、よりよい条件の火災保険に加入するため、後になって損をしないようにすることなどが主な目的だと見受けられますし、1社の見積もり額を見ただけで加入してしまう人は少ないことがわかりました。
今回のアンケートでは、複数社から見積もりを取る人が多い結果になりましたが、これから火災保険へ加入する予定がある方、すでに入っている保険を見直そうと考えている方は、何社に見積を取るかではなく、納得のいく保険を選択することが大切なのではないでしょうか。