火災保険に関する意識調査

知ってた?住宅用の融資や住宅ローンに火災保険が必要なこと

コラム2015年3月31日
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住宅等を担保として融資を受けたり住宅ローンを組んだりするために一般的には火災保険への加入が必要になります。融資や住宅ローンの返済をしている間に万が一のことがあると、担保となっている住宅等を失ってしまうため、確実に返済できるように保険を掛けることになっています。果たしてこのことをどれくらいの人が知っているのでしょうか?アンケートを取ってみました。

住宅金融支援機構で融資を受ける場合や、銀行で住宅ローンを借りる場合など、通常火災保険への加入が必要であることをご存知ですか?

  • 知っている:45
  • 知らない:55

借り入れに火災保険の加入が必要と知らない人が過半数

アンケートの結果、住宅資金を借り入れる際に火災保険への加入が必要であることを過半数の人が知りませんでした。

「住宅ローンとか今はまだまだ先なので全然知らなかった。住宅ローンを借りるときまでに色々調べてみたいと思いました。」
「住宅を購入した経験はないので、あまり考えたことはありません。」
「セットなんですか。負担増ですね。まあ返済中に火災なんてあったら大変ですしね。」
「知らなかったけれど、普通に考えたらそうかもしれないと思った。」
「お金を借りたことがないので知らなかったが、普通にアパートでも火災保険加入しないといけないのでなんとなくわかる。」

住宅資金の借り入れに火災保険の加入が必要であることを知らないと回答したのは、住宅購入やローンを組んだ経験の無い人が中心のようです。そのため、住宅資金を借りる際に必要な物がわからないという様子が伺われました。また、知らないながらも、なぜ必要なのかを考えた回答も多く見られ、負担は大きくなるものの必要であることはわかるという声も聞かれました。

知っている人は実際に住宅資金を借りた人中心

一方、住宅資金の借入時に火災保険の加入が必要なことを知っている人も半数近くいることがわかりました。

「住宅ローンの話をしている時に、条件に入っていたので、知っています。」
「マンションを昔ローンで買ったときに加入しました。」
「金融機関に勤めている者として当然の知識です。被害に遭った場合の備えとして当たり前でしょうね。」
「住宅を購入する際に通常の火災保険への加入が必要だということで加入しました。」

火災保険の加入が必要であることを知っていると答えたのは、実際に住宅購入の資金を借り入れしたことのある人がほとんどのようです。融資を受ける際や、ローンを組む際の条件に火災保険の加入が入っていることを実体験として知っているという回答が大半を占めました。

住宅ローンの借入時に必要となる火災保険。詳しく知っておくと役立つかも。

今回のアンケートでは、半数以上の人が、住宅資金を借り入れる際に火災保険への加入が必要であることを知らないという結果となりました。また、実際に借りる時の条件にあったために知っていると答えた人が多く、ローンを組む際に自動的に入るような感覚で加入した人もいるようでした。しかし、融資やローンを返済する負担に加え、火災保険料の負担もかかるわけですから、割引制度を利用したり、ライフスタイルに合ったプランを選んだりして、保険料の負担をなるべく減らす工夫はした方がよいのではないでしょうか。これから住宅ローン等を検討される方は、あらかじめ火災保険について詳しく知っておくと、納得のいく掛け方ができるかもしれません。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2015年02月24日~03月10日
  • 有効回答数:100サンプル
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