増築時の見直しの必要性を知っている人が過半数

アンケートの結果、増築時に火災保険を見直さなければならないことを知っている人が過半数でした。

「補償の対象となる建物の面積が増築により増えるので、当然に保険も見直すべきだと考える。」

「平米が広くなるんだから、当たり前ですよね。建物も形状が変わっているわけだし。」

「火災保険は、建物の価値によって保険金額が決まるので、増築した部分は含まれていないからです。」

「増築した分の、保険はないから、見直しは、必要だとおもいます。」

増築の際は火災保険の見直しが必要と答えた人は、なぜ必要なのかも把握している様子が伺われました。増築すると面積が増えることから、それまでの保険では補償されない部分ができてしまうと考え、建物の価値が変わるから見直す必要があるというところまで答えている人が目立ちました。

知らなかったけれど言われてみればそうかも

一方、見直しが必要なことを知らないと答えた人も半数近くいました。

「あまり詳しくはわからないけど、条件がかわるので、それはそうだと思う。」

「増築経験がないし、火災保険にも加入していないからわからなかった。しかし建物の大きさが変わるのだから当然だと思う。」

「知りませんでしたが、常識的に考えると、増築して保険契約時の建物容量よりも増加したら、その部分は保険適用対象外になるような気がします。」

「知らないけど、そうでしょうね。契約と中身が変わったらまずいですもんね。」

「火災保険に加入しておらず、建物を増築した経験もないので知らなかった。」

増築の際に火災保険を見直す必要があることを知らないと答えた人の意見には、知らなかったけれど、言われてみれば何となく必要なことが想像つくというものが目立ちました。中には、火災保険の加入経験や増築経験が無かったためにわからなかったという意見もありましたが、回答全体からは、知る機会さえあれば、増築時に見直しが必要であることは理解されやすいという様子が伺われました。

建物に何らかの変化があったら見直しは必要

今回のアンケート結果では、質問を聞く以前から増築時に火災保険の見直しが必要であることを知っている人は半数程度しかいませんでしたが、知らないと答えておきながら、必要性をすぐに理解した人が目立ちました。そのため、増築の機会があれば、見直しの必要性は自然と感じられるのかもしれませんが、もし見直しを忘れてしまうと、補償の内容が家の価値と合わなくなってしまいますから、気を付けておいた方がよさそうです。今回、増築の際は火災保険の見直しが必要であることを知ったのですから、これからは、建物に何らかの変化があった際には、火災保険の見直しが必要と考えるようにしてはいかがでしょうか。