火災保険に関する意識調査

賃貸借契約と火災保険は実はセットで案内されることが多いという事実!知ってました?【10代~20代へのアンケート】

コラム2015年2月9日
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賃貸借契約を結ぶ場合は火災保険も同時に案内されることが一般的です。 火災保険の加入は任意のケースもありますが、殆どの賃貸物件の場合で、その物件を借りる際に賃貸借契約と共に保険への加入をしなければならないとしているようです。
そこで、このような実態をどの程度把握しているか調査してみました。

賃貸借契約と同時に火災保険に加入していることをご存知ですか?

  • 知っている:46
  • 知らない:54

賃貸借契約を結んだことがない人は知らない人が多い!

アンケートの結果では「知らない」と回答された方が5割を超える結果になりました。詳細は次のとおりです。

「賃貸を探したことはありますが、あまりそこまで詳しく調べたこと無いので分からないです。」
「私の家は、賃貸ではなく一軒家でそのうえ賃貸に住んだ経験がないからです。」
「賃貸に住んだ事がなく、同時に加入する保険などを知る機会がなかった。」

このように、賃貸借契約そのものを締結する機会が無い人は、なかなかこのような実態を知らないことがわかりました。確かに自分自身が契約をしなければ、賃貸借契約と火災保険の契約内容の詳細まで知ることは無いのかもしれませんね。

火災保険への加入が必要だと知るのは賃貸借契約のタイミング

一方、「知っている」と回答した方は46人と半数近くいました。

「大学生の時にアパートを借り、その時に保険の契約書も書いたし、現在損保で働いているから」
「以前マンションを賃貸借契約していた時に管理会社からの説明とともに加入したことがある」
「不動産会社を利用した際に賃貸借契約を結ぶには火災保険への加入が必要だと説明を受けたから」
「大学時代に一人暮らしをして契約する際にそのことを聞いていたので知っていた」

このように、自分自身で契約をしたことから火災保険へ同時加入することになることを知っていたようです。確かに自らが契約をすれば不動産会社の担当者から説明を受けますので、事前知識がなくてもそのタイミングで知ることになります。回答した方も契約をする際に説明を受けて初めて知ったようですね。

火事で焼けた家財の補償がされない?火災保険は加入が必須!

今回のアンケート調査では、自分で賃貸借契約をしたことがないので「知らない」と回答した方が半数を超えました。一方で「知っている」と回答した方は自身で契約をしたことで、説明を受けて知ったようです。ただ、この場合も元々知っていた訳ではなく、説明を受けて初めて知ったとのことですから、火災保険に対する認知度は決して高くないことが分かりました。 一般的に賃貸物件の火災保険は入居者の家財を守ることと、万一自分が原因で火事を起こした場合の大家さんに対する損害賠償責任を補償するための保険です。このようなリスクに備えるためには家財を対象とした火災保険への加入に加え、借家人賠償責任保険への加入が必要となります。
賃貸借契約の際には、いろいろな手続きがあり、ついついあまり意識もしないで勧められた火災保険に加入することもあるかもしれません。もちろん勧められた火災保険に加入することもいいですが、ご自分で探した火災保険に加入することも可能です。
大切なのは、火災保険の本来の目的を理解し、納得のいく火災保険に加入することではないでしょうか。

30代~40代の方々にも同様のアンケートを行いました。結果はこちら

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:10代~20代・男女
  • 調査期間:2015年1月9日~1月13日
  • 有効回答数:100サンプル
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